光 たるみ治療

光によるシワ・タイトニング治療の限界

非侵襲的なシワ・タイトニング治療の作用起序として、表皮を冷却等により温存し、同時に照射される光エネルギーによって真皮層以下を加熱、創傷治癒反応を利用して線維芽細胞を刺激することでコラーゲンファイバーの産成を促し、再構築させるといったものが一般的です。
このとき、真皮層以下の組織にいかに安全で、尚且つ充分な熱を与えられるかが、シワ・タイトニング治療において非常に重要なポイントとなると考えられています。

従来のNon-Ablative Skin Rejuvenationレーザー(主に赤外線レーザー)は、上記のメカニズムを用いて真皮乳頭層付近のコラーゲンの再構築によって極めて浅いレベルのシワやスキンテクスチャの改善を行えることが報告されていました。しかしながら光はクロモファー(色素、水等)に吸収され、対数関数的に減衰するという特性上、光エネルギー単独でのたるみや小ジワといった真皮中層~深層へのアプローチには限界があったと言えます。(図1)

フォトRFリファーム(赤外線+RF)のメカニズム

波長700~2000nmの赤外線(IR)とRFを組み合わせたフォトRFリファームは、はじめに皮膚を赤外線で加熱、その後RFによって真皮全体に均一な熱エネルギーを与えます。
表皮はコンタクトクーリングによって温存されています。
加熱された真皮全層の創傷治癒過程におけるコラーゲンの増生・リモデリングにより、肌の引き締めやハリ感のアップが期待できるスキンタイトニング治療です。

リファームで用いられる赤外線のクロモファーは水で、メラニンやヘモグロビンといった色素への吸収はきわめて低いため、肌の色に影響されることなく真皮までエネルギーが到達し、真皮内で熱エネルギーに変換されます。
組織のインピーダンス(電気抵抗)により発生する熱量が変化するRFは、Selective Electro-thermolysisの理論を応用し、ターゲットとする真皮層に予め赤外線で余熱を与えておくことで選択的に温度を上昇させると考えられています。(図-2)


一時的な浮腫による肌のハリ感、リフトアップ効果が治療直後から実感でき、治療を複数回繰り返すことで自己のコラーゲン増生・リモデリングが起こり、長期にわたるタイトニング効果が期待できます。

臨床試験の結果

カナダとオーストラリアの2施設で行われたシワの改善度に対する試験では、改善度の平均が50%でした。(3名の医師による写真評価)
また、患者31名の満足度は、10段階評価で平均7.0であり、シワの改善率と患者満足度の高さは非常に強い相関関係にあることが示されました。
この試験において軽度の浮腫とエリスマ以外の副作用は認められませんでした。

現代の患者ニーズを捉えた満足度の高い治療

ELOSテクノロジーを用いたコラーゲンのリモデリング効果は、すでに波長900nmのダイオードレーザーとRFの組み合わせであるポラリス(イスラエル/Syneron Medical)においても、 顔のたるみやテクスチャの改善に安全性と効果が立証されています。

フォトRFリファームは、患者満足度が高い治療であることが特徴であると言えます。
その理由として、従来の治療に比較して痛みが少ない、治療直後から速効性のあるハリ感やリフトアップ効果を実感できるといったことが挙げられます。
実際に、治療を半分(半顔)終えた状態で患者に鏡を見せると「目がパッチリ大きく見える」、「鼻唇溝が浅く目立たなくなる」、「フェイスラインがシャープになる」などといった変化を多くの患者が実感するようです。

料金

フォトRFリファーム(ST) 1回