院長挨拶

私が考える治療を行う上でもっとも大切なことの一つは、医師と患者さんとの信頼関係です。

上記の3点を常に心がけて診療しております。



例えばアトピー性皮膚炎に対して、私はステロイドを用いた治療をします。
確かにステロイドを使わないで治る(コントロールする)ことができればそれにこしたことはないと思います。
しかし、強いかゆみを訴えている患者に対して、「ステロイドは極悪だからけして使ってはダメ!他の治療でなんとかしなさい!」などとは言えません。かゆいのは誰でもないその本人ですし、かゆいのはいつでもないその瞬間なのですから。


ステロイドを使ってかゆみを抑えて、それからかゆみを出さないようにもっていく治療がいいと考えております。
私はステロイドは使い方さえ間違えなければ、それほど悪い薬だとは思っておりません…。


このやり方に異論のある方もいると思いますが、私としては、すべての疾患が通り一辺倒の標準治療のみで終了するものではないと思います。
これは、けしてエビデンスに基づいた標準の治療を否定しているということではありません。
ほとんどが標準の治療により治癒していくものと思います。
私もほとんどの症例で広く認められている一般的な治療のみを行います。
ただ、それ以外のものでも、それが何らかの形でプラスαになるのなら、利用するのもいいのではないかと思うのです。